2012年03月

2012年03月24日

べつにどうってことないのだけれど

村上春樹がエッセイの中で、


銀行にて、

(ボーナスの使い道は?)

「ボーナスありません」

(失礼ですがご職業は?)

「自由業です。」



というやり取りをすると奇異の目でみられる、ようなことを、書いていたのだけど、

私も最近は初対面で、しかもこれから関わるか分からない人に、自分の身分を話すのはとても億劫です。

私は、旅行先で時間があったときにマッサージ屋さんにいったりするものだから、そういう、場面に出くわすことは結構ある。

だいたい、この歳で、書類の、職業「学生」の欄に○するのも結構勇気が必要で、正直に○をつけると、

「学生さんですか?」
ということにもよくなる。

こうなると、今までの身の上話をざっくりとする羽目になることが多い。

(この前ルミネカード作ったときは、事務のお姉さんとはそういう雰囲気にならないから普通に大学名記入しておわったけど。)

一回会うだけかもしれない人に話すには複雑で、仮にその手間を惜しまなかったとしても、だいたい、

「えっ、女医さんになるんですかー!?」

みたいな流れになって、反応に困る。

医学生や医師を名乗る人は相対的に少ないかもしれないけど、
医者だからどうってもんじゃない。
医者だっていろんな人がいる。
だからそこで、ある意味偏見を受けたくない、のです。

とりわけ、マッサージやさんとかで、
「ここに、僧帽筋っていう筋肉があるんですけど、」
って説明してくれる人に、いいにくい。

だから適当に、社会人ぶってみたりするほだけど、

平日フラついてたりするから、
「今日はお仕事おやすみですか?」

ってなって、

「週に何日お休みなんですか?」

とか

「何されてるんですか?」

とかになって、首が回らなくなります。

「運動とかされますか?」

って走ってますって言っても、部活で、、とはもはや言えないし。

たびたびそういう蟻地獄にハマることがありーの。

そういうときのために、
完璧に他の人格つくりあげちゃおうかなぁ。



drecom_shuko at 13:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)